【grbl】Gコード参考資料

G38.4

プロービング.(接触した状態から接触が失われると停止,失敗するとアラーム版)

フォーマット

G38.4 X◯◯ Y◯◯ Z◯◯ F◯◯
パラメータ 説明
X X座標(省略可)
Y Y座標(省略可)
Z Z座標(省略可)
F 送り速度

説明

プローブを離す際に検知したい場合の指令です.
失敗した場合はアラームが発生します.(ロックされアンロックするまで操作できなくなります)

指定する座標値はワーク座標系の座標値です.プローブの離れる方向の座標を指定します.
工具を相対座標にて設定する場合は以下のようにG90G91を用います.

G91
G38.2 Z1 F10;現在位置からzに+1mm移動する
G90

プロービングに成功すると以下のフォーマットでメッセージが返されます.

[PRB:停止位置のX座標,停止位置のY座標,停止位置のZ座標:成功(1)or失敗(0)]

また$#コマンドにて最後のプロービングの結果を確認できます.


G38.5

プロービング.(接触が失われると停止,失敗してもアラーム発生しない版)

フォーマット

G38.5 X◯◯ Y◯◯ Z◯◯ F◯◯
パラメータ 説明
X X座標(省略可)
Y Y座標(省略可)
Z Z座標(省略可)
F 送り速度

説明

G38.4と同じですが,失敗してもアラームは発生しません.