スピンドル/ルーター用LEDライトリング(自撮りライト改造)

エンドミルの取り付けやZ軸原点の設定するときに
効率よく手元を照らせるものが欲しかったので
自撮り用のLEDライトを改造してスピンドル/ルーター用LEDライトリングを作ってみました。
意外と簡単に(電子工作無しで)できたので以下に手順を紹介します。


小さな自撮りライトはいろいろタイプがある中で
コンパクトに改造しやすそうなUSB給電タイプを選択。
商品説明には外寸しかサイズ表記が無いので不安でしたがとりあえず注文。

ちなみに今回注文したのはこちら


商品が届き、LEDカバーの上から採寸してみると内径65Φ以上あったのでとりあえず第一関門突破です。

早速解体してみます。
隙間を見つけて丹念にはがしていきます。

割と簡単にはずれました。

カバーの下に基盤が見えます。この基盤の下を狙って今度は外周の隙間からバラしていきます。




取れました。軽く接着されてただけだったので、樹脂を割ることもなく最後はペリッっとはがれました。

つづいて回路基盤とカバーも同様に外します。

カバーをはずした様子。これもはめ込んであるだけで割と簡単にはずれました。

なんか折れそうになっている部品もあります・・・。

改めて基盤を採寸すると65Φギリギリすぎたのでニッパなどで端部を整えます。

基盤からの配線がちぎれそうだったので取り急ぎセロテープで補強。

むき出しになった基盤と折れそうな部品の保護に取り急ぎマステを両側から貼り包んでおきます。

ちなみにこのライトのスイッチは押して三段階に点灯させるタイプのようです。

マステ上からでもスイッチの場所がわかるように丸シールでマークをつけておきます。
弱→中→強→電源OFFとなります。弱でも目がチカチカするぐらい眩しいですが、強にするともはや直視できないぐらいです。
試しにスピンドルにはめてみます。

いい感じです。


工具固定座の裏にセロテープで仮固定して取り回しを確認します。

いい感じです。
今回は仮固定&取り回しチェックしただけでしたが
保護カバーを作り直したら本格的に運用していくつもりです。

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新しく保護カバーを作ったので運用始めました。
磁石で集塵ブラシ(固定用ボルト)に着脱するタイプです。


これで今まで暗かったエンドミル先がはっきり見えるようになったので
切削加工の状況が随時確認(観察)できるようになりました。

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