ラズパイを使える程度のCNC初心者がDuet3を使ってみる

はじめに
本まとめは、RaspberryPiでUARTやI2C、SPI等の外部通信や入出力含めたプログラミングしたことがあるけど、CNCに関して作ったことのない初心者がDuet3を使えるようになるまでのまとめです。順次本トピックに追記していきます。

とにかくCNC作ってみたい!という方に基板の扱い方やその注意点等をまとめます。圧着等の知識を深める目的であれば他の方のまとめのほうが優秀なので、そちらを紹介していきます。

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電源を接続して火入れをする
電源がなければ基板は動かないので、まずは電源を接続して火入れを行います。

電源はDuet3メインボードの電源、モーターの配線で紹介されている薄型直流電源24v350w +配線キットを使います。Getting Started With Duet 3には

Power supply (min. 12V. max 32V, recommended 24V) and cables

と書かれているので、推奨されている24Vで、かつ接続するアクチュエーターに合わせた電力を出せる電源を選定するのがいいですが、不安+CNCを手っ取り早く作りたい人は、先人が使っている電源を使うのが吉です。

さて、電源を配線します。基本的に下記の記事に従います。

1.まず側面の動作電圧スイッチが「115」になっているかチェックします。「115」でなかったらドライバー等で切り替えます。

2.プラスドライバーで電源の透明のプラスチックカバーに載っている1,4,7,8,9番の下のネジを外し、電源に付属されている白色のケーブル及び黒色のケーブルを下記のように繋ぎます。

|電源側(番号)|ケーブル|
|+V(1)|白ケーブル-白線|
|-V(4)|白ケーブル-黒線|
|アース(7)|黒コンセントケーブル-緑と黄色線|
|N(8)|黒コンセントケーブル-白線|
|L(9)|黒コンセントケーブル-黒線|

3.電源に付属されている白色のケーブルの終端の2線に、Duet3に付属されている青色の絶縁付きのU字の圧着端子を取り付けます。

今回圧着はProsKit 8PK-033を用いて行いました。

8PK-033の青色の2.5mm径を用いて圧着します。

ケーブルの電線が1mm弱程度出る程度に出した上で、

揺らさないようにグッと一思いに力を込めて圧着します。

注意事項として、圧着した端子を強度が高くなるだろうとはんだ付けしてはいけません。
はんだ付けすると電線と端子が合金化して、固くなってもろくなるので、取れる原因となります。
振動の多いCNCなら特に取れやすくなります。

4.電源をDuet3に接続します。

圧着した2線を画像のようにDuet3の電源部に取り付けます。

Duet3の背面から見た場合、VINの+V_INに白色、-GNDに黒色を取り付けます。

取り付け後、電源にコンセントを接続し、Duet3のLEDが点灯することを確認します。

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初心者です。RaspberryPiとDuet3を同じケースに収めてますか?どのようなものを使っているか教えていただきたいです。できるだけコンパクトにしてマシンと一体化させたいと思ってます。