CNCxPRO V4 Case/簡易ケース組み立て説明

CNCxPRO V4専用ケース冷却ファン付きの組み立て説明】

内容物

  • PCBケース:1枚
  • ファン:1個
  • 本体固定用ネジ(細くて短いの):4本
  • 本体固定用ネジ(細くて長いの):4本
  • ファン固定用タッピングネジ(太くて短いの):4

    ※写真のCNCxPRO本体は別売り

①PCBの板から部品を取り外す
切り取る部分に切り込みが入っていますが、硬い部分や小さくて力の入れにくいところがあるのでペンチなどで取り外すのがよいです。
各部品には表裏があります。(12-30VDC IN)のような配線情報が書いてある面は表(組んだときに外側になる面)です。

②仮組み
ネジ留めしないと外れやすいですが、ネジ止め前に各板の配置を確認するために仮組みをして確認することをおすすめします。
A、B、C、D、1,2,3,4といった組み立てるときの位置記号が書かれている面は裏面(組んだときに内側)になります。組み立ての際底面のAと側面のA、側面の1と天面の1の位置が合うように組んでいきます。


②底面とCNCxPro本体の固定
細くて短いネジ4本でで底面から本体を固定します。PCBケースはバカ穴で、CNCxPRO本体にはタッピングされた固定用の凸が4個所あります。

③ファンの取り付け
天板とファンを太くて短いタッピングネジで固定します。
ネジが太いのでPCB板とファンの穴をゴリゴリと削りながら固定することになります。とても硬いです。電動ドリルが無く、素手で固定できない場合は細めのネジとナットで固定します。(付属していません)
ファンの電源はCNCxPRO本体のFANと書かれたコネクタから取ることができます。


④側面と天板の固定
この段階では底面と本体のみが固定された状態のはずです。
底面の溝に合う英文字が書かれた側面のPCB板から挿れていきます。
側面が4面挿れれたら、FANのケーブルを本体のFANコネクタに挿し、側面と天面に書かれた数字が合うように蓋をします。
最後に細くて長いネジ4本で天面と本体を固定します。

⑤CNCフレームへの取り付け(任意)
底面に空いている穴に8mmのM5ボルトとTナットを使ってVスロットやC-Beamフレームに取り付けが可能です。(付属していません)

2020年3月にV4用ケースが終売となりましたので、フルキットを購入された方には代用品の簡易ケースをお送りしております。
簡易ケースに付属しているものは

  • 3Dプリント製ケース(底面、天面、側面×4の合計6枚の板)
  • ファン
  • ファン固定用ネジ(黒いM5×8mm)
  • 基板固定用ネジ×4(短いインチネジ)
  • ケース固定用ネジ×4(長いインチネジ)

となっています。

基板をケースに入れてしまうとどの端子が何の端子なのかが確認しづらく、また再配線もしにくくなります。動作確認を終え、基板をマシン本体に固定するタイミングでケースに入れていただくことをおすすめします。

組み立て方

①ファンの取り付け
天面のケース(ファンの通風口が開いているもの)にファンを取り付けます。ファンにシールが張られている面から空気が出ますので、シール面が内側になるようにファンを取り付けます。
ファンは天面の反対側からM5ネジをねじ込んで固定します。穴にタップはされていませんので少し力を入れて固定します。


②基板の固定
底面とCNCxPROV4を固定します。
短いインチネジを使って底面を貫通させてCNCxPROV4の足に固定します。

③側面の組み立て
4枚の側面を仮組みします。板はそれぞれ隣り合う板と嵌め込める凹凸があります。
唯一「口」の字になっている板はモーターケーブル方向に
上の辺が一番細い板は電源ケーブル方向に取り付けます。残りの2面も取り付けて4面を囲います

④ファンの接続、天面の固定
蓋をする前にファンを配線します。基板の隅の FAN と書かれた3本のピンがありますのでそちらに接続します。接続ができたらケーブルがはみ出ないように天板を取り付け、長いインチネジでケースを固定します。

ケースの底面の余った穴はC-BeamやV_slotのフレームの溝と同じピッチになっています。任意の位置に取り付けることができます。