【パラメータの設定】
GRBLのパラメーターに関しては関連記事に載っているのでそちらを参照しながら設定します。
パラメータの変更はcommandに入力して行います。
例えば$101を199.89に変更したい場合はcommandに$101=199.89と入力してエンターキーを押すと$101が199.89に上書きされます。
【CNCマシンの操作】
画面右側の矢印ボタンでXYZに軸が移動します。(右上の座標情報は最新版ではデフォルトで封印されています。githubに使う方法らしき記載がありましたが確認できていません。)
がX、▼▲がY、右端のZjogの▼▲がZ軸の操作になります。ボタンを押したときの移動量はZjogの下のStep sizeで変更できます。(Step size1のときはボタン一回で1mm分動きます。)
制御ボードと接続した最初の状態ではロックがかかっており、XYのボタンを押しても動作しません。一度Zの軸を動かすとロックが外れてXYも動くようになります。
加工原点に軸を移動させたら、画面下部のZero positionボタンで加工原点の登録ができます。
【NCデータの読み込みと実行】
画面左上の方のChoose fileボタンで加工するNCデータを読み込みます。
読み込みができると画面右側がNCデータのプレビューになります。
プレビューと先ほどまでの軸の操作はプレビュー画面上の[Axis control][Visualiser]で切り替えることができます。
(プレビューは円弧の表示がたまにおかしくなります。今の所加工自体は正常にできていますが一応加工前にNCデータを確認して問題がないか確認してください。)
プレビューで読み込んだデータ、加工原点等を確認し、問題がなければBiginボタンで加工が始まります。
加工中は進捗率とプレビュー画面に現在の加工位置が表示されます。