[参考]簡易金型作成方法(3Dプリンタ編)

簡易金型の作成方法の解説です。
手順はあくまで一例です。

※工事中

目次

1.前提条件

2.3Dデータ作成

3.金型製作

4.アドバイス

1.前提条件


■編集環境の一例

3D CAD:Fusion360
Fusion360 は、Autodesk社が提供している高機能3DCADソフト。
個人向け利用は機能に制限がかかりますが、無料で使用可能。

3Dプリンター: WANHAO Duplicator D7
中国製の安価な光造形式3Dプリンター(本体5万円以下)。
寸法精度については3Dデータどおりはないものの、
大体近い寸法には収まる程度の能力。

■金型の構造について
金型はモールドベース(簡単に言うと補強の為の金属製の枠)と
製品形状を彫り込んだコマと呼ばれる部分に分かれる。
3Dプリンタを使用するのはコマの部分となる。

モールドベースはAvalonTechから販売されるものを利用する
(コマサイズ 50mmx50mmx20mm)

「ここにコマをはめ込んだモールドベース写真」

■3Dプリントコマは非常に壊れやすいため、
細い部分は金属製とすることを推奨する。
具体的には、穴形状は金属の並行ピンとする等。

■3Dプリント型は冷却性能が悪いです
初回から目的形状を得やすい(充填しやすい)特性がありますが、
ショット数が増えてくると型が加熱し、樹脂の固体化に時間がかかるようになります。
うまく付き合いましょう。

2.3Dデータ作成


3Dプリンタで印刷が可能な金型のSTLデータを作成。

■編集環境

Fusion360
Fusion360 は、Autodesk社が提供している高機能3DCADソフト。
個人向け利用は機能に制限がかかりますが、無料で使用可能。

■作成事例

下図のような成形品を得ることを目標とする。

「TP外形イラスト」

■金型3Dデータ作成手順

①コマ外形データの作成

モールドベースに収まるコマの基本形状を作成。
これは同一のモールドベースであれば使いまわしができる。

モールドベースはAvalonTechから販売されるものを利用する。
(コマサイズ 50mmx50mmx20mm)

②製品3Dデータ作成

③スプールランナーの作成

④データ仕上げ、出力