エンドミル(スピンドル)の芯ずれについて

スピンドルの軸に対する質問です。私は中華製CNCフライス盤で CNC 3018 PRO MAXというタイプを使用しておりますが、動画にありますように12段階で1周すると思いますが、離れたり近づいたりエンドミル(スピンドル)の芯ずれが起こります。テスターで接触を感知して4回ブザーが鳴ったところで接触したと取り敢えずその地点の判断をして、ワーク原点を求めたりしておりますが、

これは、この様な精度は始めからの物なのでしょうか?何かの方法で治るようなものなのでしょうか?あるいは、アバロンテックさんで推奨しているタイプを入手したらその様な事を回避できるのでしょうか?

宜しくお願い致します。

こんにちは。

CNC3018の仕様はさっぱりわからないので、なんとも言えないのですが原因で思いつくものを挙げてみます。

  • スピンドルそのものの芯ズレ
  • スピンドルのコレットの芯ズレ
  • エンドミルそのものの問題(真円度悪い・交差が大きい・曲がっている)

ダイヤルゲージやマイクロメーターなどの計測器を当てて精度を確認してみれば何が原因かは見えてくるかと思います。直し方はスピンドルの場合は分解・組み立て直しなどあると思いますが、いずれの箇所にしても買い替えが手っ取り早いでしょう。
とはいえ、今回の現象について販売店に聞いてみた方が良いと思います。

ちなみに私はAvalonTechのマキタのルーターをスピンドルとして使っています。
気になったので芯ずれ量を計測してみました。

エンドミルの外径は複数点測ってみて5.997mm(±0.002mmくらい)です。

ダイヤルゲージをマキタのルーターに当ててみた動画です。

0点が起動時にずれてしまっていますが、回転中の針のブレの範囲は大体0.005mmくらいになっています。ただ値がかなり小さいので、ちょっと怪しいかもしれません。産業製品では普通の値ですが、マキタのルーターでここまででるかはちょっと疑問です。
スピンドルの回転がかなり早いために針が追従できていない可能性もありますが・・・。

一応手でも測ってみた結果を載せておきます。
Z軸の剛性のため触るとたわむので、これも正確な測定値ではないですが針のブレ的に0.1mmくらいルーターの芯がずれがあるのかもしれません

一応ご参考までに。

いろいろとありがとうございました。参考にさせていただいて、検討していきたいと思います。