3+1軸CNC MaRKo組立説明

4-5 芯出し台(オプション)

4-5-1 芯出し台ガントリープレート

部品番号 使用部品名 個数
ガントリープレート – 汎用型 1
8mmナットブロック 2
1mm精密シムリング 4
ワッシャー 4
低頭ボルト M5 - 20mm 4
ロックナット 8
低頭ボルト M5 - 25mm 4
偏心スペーサー6mm 2
スペーサー - 6mm 2
Vホイール 4

ガントリープレート – 汎用型の長穴部分に8mmナットブロック 2個を取り付けます。プレートのざぐりにボルトの頭が隠れるように。
8mmナットブロックガントリープレート – 汎用型に直接取り付けず、1mm精密シムリングワッシャーを挟みます。低頭ボルト M5 - 20mm 2本とロックナット 2個で固定します。

!この時点ではロックナットを完全に締めきる必要はありません。リードスクリューを通すときに調整します。

8mmナットブロックの向きは六角形の穴が見えるように取り付けます。円形のザグリはガントリープレート側となり見えない向きです。

ガントリープレートの大きめのザグリ穴がある2箇所に低頭ボルト M5 - 25mmを通し、偏心スペーサー6mm、Vホイール、ロックナットの順で通して軽く固定します。
ガントリープレートの小さめのザグリ穴がある2箇所に低頭ボルト M5 - 25mmを通し、スペーサー - 6mm、Vホイール、ロックナットの順で通して固定します。

4-5-2 芯出し台リードスクリュー固定

部品番号 使用部品名 個数
リードスクリュー 長さオプション次第 1
C-Beamリニアレール 長さオプション次第 1
8mmシャフトカラー 2
8mmシム 2
8mmボールベアリング 2
C-Beamリードスクリュー固定座 1
C-Beamリードスクリュー4点固定座 1
低頭ボルト20mm 8
リードスクリューハンドル(手動回転用) 1

芯出し台ガントリープレートにリードスクリューを通します.ナットブロックの位置をずらしながらスムーズに入りますので,無理やりねじ込む必要はありません.
!リードスクリューの長さは選択オプションの長さ+40mmのものになります

次はガントリープレートをC-Beamリニアレールに嵌めて,片方から
8mmシャフトカラー、8mmシム、8mmボールベアリングを8mmリードスクリュー
に入れます.最後にC-Beamリードスクリュー固定座を低頭ボルト20mm4本で閉じます.

もう片方は8mmシャフトカラー、8mmシム、8mmボールベアリングを8mmリードスクリューに入れます.最後にC-Beamリードスクリュー4点固定座を低頭ボルト20mm4本で閉じます.

リードスクリューをC-Beamリードスクリュー固定座から14~16mm程度はみ出すように調整し,
(C-Beamリードスクリュー4点固定座からはみ出さない程度)
シャフトカラーのイモネジを締めます.

最後にはみ出ているリードスクリューの先端にリードスクリューハンドル(手動回転用)を付けます.

あとは3-3と同じように 確認・調整 しましょう.

4-5-3 芯出し針の組立

部品番号 使用部品名 個数
芯出し針 1
簡易3点固定座 1
8mmシャフトカラー 1
8mmシム 1
8mmボールベアリング 2
スペーサー6mm 3
スペーサー9mm 3
低頭ボルトM5 25mm 3

芯出し針に8mmボールベアリング,簡易3点固定座(ザグリのある面),8mmシム,8mmボールベアリング,8mmシャフトカラーの順で通し,8mmシャフトカラーのイモネジを締めてしっかり固定します.

次は芯出し針が外側に向くように簡易3点固定座の3つの穴に,低頭ボルトM5 25mを通し,スペーサー6mm+スペーサー9mmを載せて,C-Beamリードスクリュー4点固定座の任意のネジ穴3ヵ所に固定します.


4-5-4 芯出し台中央フレーム

部品番号 使用部品名 個数
C-Beamリニアレール 500mm 1
精密直角固定具(黒) 6
ダブルブラケット 2
低頭ボルトM5 8mm 14
Tナット 10

精密直角固定具(黒)6個とダブルブラケット2個の片方にTナットとボルト8mmを浅く付けて,おおよそ写真の配置でC-Beamリニアレール500mmに付けます.
精密直角固定具(黒)2個とダブルブラケット2個は両端下,
精密直角固定具(黒)4個は大体真ん中辺りになります.


次は4-5-3で作った芯出し針のC-Beamリニアレールをガントリープレート汎用型に載せ,4つの精密直角固定具の位置をガントリープレート汎用型のネジ穴に合わせて低頭ボルトM5 8mmでしっかり固定します.

4-5-5 本体と合体

部品番号 使用部品名 個数
垂直ジョイントプレート 2
低頭ボルトM5 8mm 6
低頭ボルトM5 10mm 6
低頭ボルトM5 15mm 4

組み立てた芯出し台を本体上部フレームに載せます.上部フレームには予めにTナットを入れてあるはずです.
大体の位置を合わせて,低頭ボルトM5 8mmで軽く固定します.精密な位置は最後で調整します.

最後は側面に入れてあるTナットの位置を調整し,
垂直ジョイントプレートでC-Beamリニアレールの端面と上部フレームを固定します.
タップ穴には低頭ボルトM5 15mmを使用し,Tナットには低頭ボルトM5 10mmを使用します.