一度中断し電源を切ったあとに、後日にジョブを再開する方法はありますか?
中断した際に最後に実行したG-Codeがわかれば十分なのですが、どこかに記載されていますか?
自分では探せませんでしたので、お力添えお願いします。
こんにちは
こちらの画像は一時停止時に生成されるresurrect.gですかね?
画像を見てみるとM26で開始位置を指定しているようです。ただし、M26 Sで指定しているのは開始の行番号ではなく、ファイルの先頭からのバイトでの指定とのことです。
公式wiki M26説明
https://docs.duet3d.com/User_manual/Reference/Gcodes#m26-set-sd-position
ですので、1001.cnc.gcodeのファイル内に日本語が含まれていないのであれば、次の再開位置はファイルの先頭から4,090,268文字目(改行含む)になるかと思います。
どうやってさがすかは、一番手軽そうなのはテキストエディタの文字数カウントを使うとか、あるいはWebに文字数やバイト数チェックのWebアプリが多くあるので、それで探すとかになるでしょうか。
あるいは他の方法として、
resurrect.gの表示上は X-363.008 Y-731.066 Z-56.500
で停止した&開始させたいようなので、1001.cnc.gcode内をX-363.008で文字検索(WEBUIのファイル編集画面でCtrl+F)をしてみて該当する部分があればラッキーといった感じでしょうか。この場合該当部のYやZの値も同じ値かは確認が必要です。
ただし、この方法は一時停止をすぐ効かせるためにDuet側で細分化して指令を保持する設定を別途設定している場合は使えないので、検索で引っかかったらラッキーぐらいですね。
ですので、説明と順番が逆になってしまっていますが、
・とりあえず座標を文字検索をしてみる
・文字検索が引っかからなかったら、文字カウントあるいはバイト数カウントをして特定する
という感じですすめるとよいかと思います。
補足で、ちゃんとは動作確認できていない内容にはなるのですが
再開だけしたいのであれば、ワーク原点を同じように設定して再開の座標位置(X-363.008 Y-731.066 Z-56.500)へ移動した上で
resurrect.gを部分的抜き出して
M23 "0:/gcodes/1001.cnc.gcode" ;ファイル選択
M26 S4090268 ;ファイル開始位置指定
M24 ;ジョブ開始
にて動作するかと思います。
公式wikiの再開に関する情報ではresurrect-prologue.g
のファイルを追加したうえでM916
を実行すればresurrect.gが実行され再開できるように書いてありますが、見たところ自動生成されるresurrect.gは3Dプリンタ向けの処理が多く含まれているので、CNCで問題ないかは不明です。
Setting up to resume a print after a power failure or planned power down | Duet3D Documentation
以上参考になれば
ありがとうございます。
バイト数だったのですね。
参考になりました。なるべく複数枚まとめて切削する際は、一枚ずつG-codeをつくってやるようにもします。Fusion360のCAMでまとめてやると、パスが結構ランダムに動いて途中から開始も大変ですので。