加工が終了して
原点に戻るときに、材料が引っ掻き傷のように削れてしまいます。
加工原点は、合わせているので加工中は大丈夫なのですが
何が原因でしょうか?_?
加工終了時に工具をZ方向に十分に逃しきれていないのかもしれません.
加工経路を生成する際に退避高さもしくは移動高さの設定を現在値より高めに設定したら直るかもです.
GRBLポストだと加工の最初と最後は機械座標のZ0に工具を逃がすようになっているので機械座標の高さが低い可能性もあります。
している場合、GRBLに接続したとき(パソコンと制御ボードを繋いだとき)のマシン位置が機械原点になります。GRBLに接続してからマシンのZ位置を上げて使用したりすると機械原点位置が加工原点よりも低い位置となるので機械原点の高さを使う操作のときに引っかき傷になったりテーブルに突っ込んだりします。
途中で工具を交換して工具が長くなったりすると、最初は大丈夫でも加工の最後だけ引っかき傷になるかと思います。
マシンのZ軸を一番上にした状態でGRBLと接続するようにすると解消される場合があります。
なるほど
機械原点は確かに気にしてませんでした。
試してみます。
同様の事象で質問しようと思いましたが、こちらの質問で解決できました。せっかくですのでフィードバックを書きたいと思います。
環境
CNC1610Pro
Fusion360でGRBLポストを使用
リミットスイッチは後付けでつけています
結論
Gymさんのおっしゃる通り、「GRBLに接続したとき」に機械原点が決まっているようなので、Z軸を一番上にした状態で接続すればこの事象は解消できました。
以下試した内容です。
Zを一番下まで下げて接続切した場合
→切削後にZ軸が一番下に移動し他のち、XY方向に移動(ストックを削ってしまう)
Z軸を一番上まで上げて接続した場合
→切削後にZ軸は一番上に移動し、XY方向に移動(問題なし)
調べたところ、切削後にZ軸が上下するのは、Gコードで言うと次の部分かと思います
G28 G91 Z0
振り返り
切削前と切削後に謎の挙動をすることがあり、たまにストックをダメにしちゃうなぁ、と困っていましたが、「接続時に機械原点が決まる」ということがわかり、すっきりしました。「たまに」というのが怖かったですが、接続時に原点が決まるのであれば納得です。
ありがとうございました!