三、配線
1.ボード位置を決める
メイン制御基板は本体の左側に置くか右に置くかによって,ケーブルキャリアの取り付け位置が変わります.
なお,基板はY軸モーターの横に置くかY軸の柱に取り付けることができます.
Y軸モーターの横に置く場合(適当でおkな人向き):テーブルに置くだけでおk,配線やケース作りの時間を節約できますが,粉塵や切り屑の被害を受けやすいので,少し対策が必要です.
Y軸の柱に取り付ける場合(熱意のある人向き):Y軸に保護されるため,粉塵などは直接飛んで着ることはないが,固定用のカバーやケースを自作する必要となります.最新の制御基板:CNC Xpro V4は専用ファン付きケースがあります.これを使うと差込式Tナット2本で簡単に固定できます.
2.ケーブルキャリア
①X軸キャリア台 (取付済み,変更したくない場合はスキップ可)
X軸の裏にキャリア台を取り付けるために,
これ2つを作ります.
X軸のリードスクリュー固定座を一旦外し,(外さず,差し込みTナットで代用可)
側面から插入します.
2020VslotにTナット入れて固定します.(反対側も同じです)
2022年12月からは2020V-slotが2040V-slotになっています。取り付け方は同じです。
②X&Z軸ケーブルキャリアを固定
ダブルブラケットをZ軸ガントリープレートに固定します.
ケーブルキャリアの片方はこっちに載せます.もう片方はX軸の2020Vslot、2022年12月以降の方は2040V-slotに固定します.
③Y軸ケーブルキャリア
Y軸柱に片方を取り付け,もう片方はフレームのタッピング穴かリードスクリュー固定座のタッピング穴に取り付けます.
足つける場合2040VSlotを取り付け,Vslotの上にケーブルキャリアを固定します.
2022年12月からは2040V-slotの取り付け方を以下のように変更しています.
Y軸の長さ-40mmの2040V-slotの先端に8mmボルトを使って直角固定具を取り付けます。
30mmボルトと20mmスペーサー+3mmスペーサーで側面に固定します。
!!注意!!
1本のケーブルキャリアの長さは1mになります.X軸またはY軸を1500mmに伸ばした方は2本のケーブルキャリアを合体させてから取り付けましょう.
頭の方向が合わない時も外して方向を替えましょう.
「3.モーター&スピンドルの配線 4.リミットスイッチ(必要であれば)」
制御ボードの配線は:
CNCXpro V3 又は V4の配線図に参考してください.
Tips! AvalonTechさんのモーター配列は青黄緑赤 AABBです.
制御ボードによって配列が異なります.XproはAABB入力です.
青黄緑赤で繋げばとりあえず動きます.方向逆になっても,ソフトウェア設定で逆転できます.
(smoothieboard V1 はABAB配列)
他の部品の説明はこちらのまとめ記事を参照ください