要点まとめ:エンドミルの代わりにレーザーを付けてレーザー加工機に改造する
品名:C-Beam Machine
属性: ・ソフトウェア ・ハードウェア
製作者: Gym
切削機もXY自由に動かせるから先端だけレーザーに変えればレーザー加工機になるやろう、ということで三軸加工機のC-Beam Machine XLのスピンドルをレーザーに変えて動かしてみます。
XYの制御はそのまま、Zはレーザーの焦点距離で動かしません(いっそモーターを外してもいい)。
ボート(CNCxPro)でレーザーを制御します。下図は本家オープンビルドのレーザー加工機の配線図(この配線だと動かないので下の続きまで読んでください)
加工機は上の図にもう一個Z方向制御のモーターが付いていますが、レーザーでZは動かす予定はないので無視。レーザーだけ追加で刺します。
Gコードについては、レーザーは無償のCAMがいろいろあるようです。Zがないので2Dで比較的簡単です。
加工機として使用するときにFUSION360を使用しているので、今回もFUSION360でGコード生成を行います。
デフォルトで入っているのGRBLポストは切削用なので、レーザー加工のGコードを出そうとすると多分でません。オンラインのポスト検索機能でGRBLと検索すると、GRBL Laserというポストがダウンロードできるので、こちらを使用します。
「パスの横方向の補正」が中心以外だとgコードがエラーになるので、ここの設定だけ注意する必要があります。
2018/7/26
工作室の壁から生えてたレーザーを配線してみたところ、レーザーが出ませんでした。
電圧を測ってみたところ、上図でレーザーが配線されている部分の給電が0~5V、レーザーは12V用でした。ちなみにFANの給電は24Vでした。このボードでは強いレーザーは出せないようです。5V用のレーザーが生えてきたら交換して試してみます。