【質問】Art CNC LARGEの組立て

AvalonTechドキュメントを見ながらArt CNC Largeを組み立てようとしています。

テーブルの組み立てのところに

とありますが、1本あたり8つある溝全てに8個ずつ余分のTナットを入れるということでしょうか?

その後の組み立ての工程にざっと目を通したところ、
加工テーブルの固定にTナットが必要になるのは分かったのですが、
その他の溝に入れたTナットの使い道が分かりませんでした。

automatamaker様
お世話になっております。
4040の溝に入れるTナットですが、
組み立て後にまた追加でTナットを入れるのはまあまあ大変なので、今のうちに多めに入れとくのが趣旨です。

組み立て説明に触れているのは、
側面:ブラケットによるテーブル固定用と
下面:垂直ジョイント連結用
だけになります。

余っているTナットは将来的に自作改造用の予備になります。

例えば、
上面に入れるものは垂直固定具による捨て板の固定か自作アタリ(ガード)の固定台に使用するかもしれないです。

そもそも木の板テーブルを使わず、地面に置いてる大きいワーク(丸太か大きいスタイルフォーム)に直接加工する時に、側面に余ってるTナットがあれば固定のサポートに使えるかもしれないです。

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4040V-slotリニアレール 2120mm が6本あって、
テーブルに5本使いましたが、1本余ります。

この1本は予備でしょうか?
それとも僕が組み立てを間違えていますか?

こんにちは。
たぶんですが、ケーブルキャリア用かもしれません。

https://docs.avalontech.jp/ja/CNC/Assembly_Manual/ArtCNCLargeR1
2120mmでページ内検索をかけたら4040V-Slotリニアレール 2120mmは
テーブルで3個、スタンドで2個、ケーブルキャリアで1個使っているようでした。

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ありがとうございます!納得です!

Art CNC LARGEの組立説明のこの部分、 Tipsのリンクが設定されていないようです。

Vホイールの締め付けは偏心スペーサーを回すことで調整することができます。
Tipsを参考にC-Beamリニアレールを通したときにすべてのVホイールが空転しないように調整します。

内容的には下記の通りで問題ないでしょうか?

2.4 調整

偏心スペーサー6mmは下図のように穴の中心が切り込み側に偏心しているスペーサーです。
スパナを使って偏心スペーサーの向きを変えることでVホイールの締め付け具合を調整することができます。
偏心スペーサー6mmの切り込み部をC-Beamフレーム側(内側)に向く様に回すとVホイールはC-Beamフレームに近づきます。
反対に偏心スペーサー6mmの切り込み部をC-Beamフレームとは反対側(外側)に向く様に回すとVホイールはC-Beamフレームから離れます。
一旦切り込みがガントリープレートの外側を向くようにし、ホイールを緩めた状態にしておきます。
2-4-3.jpg
2.3で制作したガントリープレートを任意のC-Beamフレームに通します。
Vホイールが空転せず、手で動かして大きな抵抗なくガントリープレートが動く程度の位置で全ての偏心スペーサー6mmの位置を調整します。

2-4-2.jpg


4040Vslot1200mmの両端の4つの穴と Y軸ガントリープレートの4つの穴の
位置がずれていて、低頭ボルト20mmで固定することができません。

片側につき、低頭ボルト20mmが1本目は当然入りますが、2本目はかなりきつく、
3本目はネジ穴がずれて入りません。

何か対処法があれば教えていただけないでしょうか?

⑧Y軸取り付け

を行っています。

取り付ける際に 12mmリードスクリューは8mmリードスクリューより抵抗が大きいです。きつく感じた場合はWD-40などの潤滑剤を注入してください。片手で回せるレベルです。

と説明にあります。

Y軸のうち一方は、片手で軽く回せますが、
もう一方はナットブロックのボルトを調節しても軽く回るようになりません。

左右で同じくらいの力で回るようになるまで調整しなければなりませんか?

Vホイールの調整について

はい,
XとZ軸のVホイール調整はTips説明通りになります.
Y軸に関しては,
Y軸が使っているVホイールがかなり多いため,いくら調整しても数個のVホイールが空転してしまいますが,使用上には問題有りません.

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お返事ありがとうございます。

Y軸のガントリープレートを手で押した場合に、左右とも大体同じぐらいの
抵抗感で動くようになったのですが、
そのあと、12mmリードスクリューをナットブロックに通して、
リードスクリューに取り付けたシャフトカラーを回転させると
右側はすごく軽く回転して、
左側はかなり抵抗があります。
それで今、左側の調整を繰り返しているのですが、改善されません。

この部分は左右で同じくらいの抵抗感になるまで、調整すべきでしょうか?

=4040Vslot1200mmのボルトが入らない=

4040Vslotのタップ穴の精度問題だと思います.
まず,ボルトを1個ずつ浅く(2~3周程度)入れることはできるんでしょうか?
無理やりねじ込む方法になりますが,4つのボルトが浅く入れている状態で順次少しずつ(2周程度)回していけばきつく入るかもしれないです.

ただ,この4040Vslot1200mmはY軸x2の水平サポート材及びケーブルキャリアの台として使われ,負荷は基本的にCBeam軸が受けます.なので,対逆線2本或いは水平方向2本のボルトが入れば機構としては問題なく使用できます.

心配であればAvalonTechさんに穴精度のよい4040Vslot1200mmを請求すればよいかと思います.

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=12mmリードスクリューの手回し抵抗感について=

組立段階ではそこまで心配する必要はないです.
ナットブロックとリードスクリューの精度は多少ばらつきがありまして,同じ抵抗感にならないと思います.
ナットブロックはPOM材なので,(モーターの力で)回していくとリードスクリューにフィットしていくはずです.
12mmカップリングか12mmのロックナットを掴んで回せたら問題ないです.多少の力を込めてみおkです.

最終的にハイトルクモーターで回して,脱調するかどうかで判断します.

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ありがとうございます。
では、右側は軽く回る、左側は力を入れれば回る、という感じなのですが、
次のステップに進みます。

X軸とY軸のステッピングモーターは標準のステッピングモーターになっていますが、
これらをNEMA23ステッピングモーター 高トルク2.45N.mに変更しても問題ないでしょうか?

ハイトルクモーターにしても全く問題はいないです.

ただ,X軸に関しては一個だけ注意点があります.
ArtCNC Largeをハイエースなどの商用パンで運ぶ時,X軸のハイトルクモーターが長くて結構邪魔になります...窓ガラスに当っちゃうかもしれないです.

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なるほど!もし運ぶことがあれば気をつけます。ありがとうございます!

VFD用シールドケーブル 4mを X軸のケーブルキャリアに通して、
さらにY軸のケーブルキャリアに通そうとしたら、
長さが足りないことに気づいたのですが、 VFD用シールドケーブルは
ケーブルキャリアに通さないことになっているのでしょうか?

記憶若干曖昧ですが、以前4.5mのケーブルで実験してた気がします。出荷のケーブルの長さが変更されて足りなくなっているかもしれないです。
AvalonTechさんに交換して貰いましょうか。

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VFD用シールドケーブル 4mを
2本持っていたので、 配線中継用コネクタ4P
でつなぎ、ケーブルキャリアに通した上で
長すぎる部分はカットしました。
とりあえずスピンドルは回転しました。

モーター用の4pコネクタは危ないです。
抜けやすいし、大電流も流せないです。
モーターは24vで、安全電圧ではありますが、
Vdfは100vに三相電で、感電したらかなり危ないと思います。

ちゃんと一本のやつを使いましょう。

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