開発経緯
C-Beam Machineのようなオープン仕様のマシンでは、必要に応じてユーザーが防音ケース、保護用の囲い等を設置していました。そこで、OSHWユーザーがより安全・快適にOSHWライフを送れるように、ある程度標準化し汎用性を持たせたエンクロージャーを開発することにしました。
本エンクロージャーを使用した防音実験はこちら
標準1段扉1枚仕様
仕様
保護板材質:ポリカーボネート(厚さ3mm)
外寸:標準 790×790×790mm
内寸:標準 750×750×770mm
(サイズは必要に応じて拡張可能)
対応マシン:
↑Z軸375,500mm仕様では最大退避不可
必要物(標準仕様)
必要物 | 数 |
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ポリカ板790790 | 5 |
V-Slot リニアレール 2020銀 750mm | 12 |
3wayキューブコネクタ | 8 |
V-Slotドアハンドル | 2 |
低頭ボルトM5 15mm | 24 |
低頭ボルトM5 10mm | 4 |
低頭ボルトM5 8mm | 64 |
TナットM5 | 4 |
差し込みTナットM5 | 64 |
磁石シート | 4.8m程度 |
両面テープ | 4.8m程度 |
組立説明
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V-Slot リニアレール 2020銀 750mm×12、3wayキューブコネクタ×8、低頭ボルトM5 15mm×24で立方体形状のフレームを仮で組み立てます。
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ポリカ板790790×4に低頭ボルトM5 8mm×64、差し込みTナットM5×64を取り付けます。
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組み立てたフレームのドアにしたい面以外の面に2.で組み立てたポリカ板を取り付けて、[ポリカ板の低頭ボルトM5 8mm] → [3wayキューブコネクタの低頭ボルトM5 15mm]の順に締めて固定します。
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磁石シートを30cmの長さでカットし、計16本作製します。
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磁石シートを図のようにきれいに貼り付く向きで2本1セットにします。貼り付けたときにずれる場合は、貼り付ける向きを入れ替えることで綺麗に張り付きます。
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セットにした磁石シートに両面テープを貼り付けます
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残っているポリカ板790790に低頭ボルトM5 10mm×4とTナットM5×4でV-Slotドアハンドル×2を取り付けます。
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ポリカ板790790に磁石テープを貼り付けます。
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両面テープのはく離紙を剥がし、ポリカ板790790をフレームに位置を合わせて押し付け、固定すれば完成です。
縦2段扉2枚仕様
仕様
保護板材質:ポリカーボネート(厚さ3mm)
外寸:標準 790×790×1580mm
内寸:標準 750×750×1560mm
対応マシン:
↑Z軸最大退避時若干干渉する可能性あり
Y軸高さと芯出し台の仕様次第で1570mmを超える場合は非対応
必要物(標準仕様)
必要物 | 数 |
---|---|
ポリカ板790790 | 9 |
V-Slot リニアレール 2020銀 750mm | 16 |
V-Slot リニアレール 2040銀 750mm | 4 |
3wayキューブコネクタ | 16 |
V-Slotドアハンドル | 4 |
低頭ボルトM5 15mm | 48 |
低頭ボルトM5 10mm | 8 |
低頭ボルトM5 8mm | 112 |
TナットM5 | 8 |
差し込みTナットM5 | 112 |
磁石シート | 9.6m程度 |
両面テープ | 9.6m程度 |
組立説明
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V-Slot リニアレール 2020銀 750mm×16、V-Slot リニアレール 2040銀 750mm×4、3wayキューブコネクタ×16、低頭ボルトM5 15mm×48で直方体形状のフレームを仮で組み立てます。
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ポリカ板790790×7に低頭ボルトM5 8mm×112、差し込みTナットM5×112を取り付けます。
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組み立てたフレームのドアにしたい面以外の面に2.で組み立てたポリカ板を取り付けて、[ポリカ板の低頭ボルトM5 8mm] → [3wayキューブコネクタの低頭ボルトM5 15mm]の順に締めて固定します。
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磁石シートを30cmの長さでカットし、計32本作製します。
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磁石シートを図のようにきれいに貼り付く向きで2本1セットにします。貼り付けたときにずれる場合は、貼り付ける向きを入れ替えることで綺麗に張り付きます。
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セットにした磁石シートに両面テープを貼り付けます
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残っているポリカ板790790×2に低頭ボルトM5 10mm×8とTナットM5×8でV-Slotドアハンドル×4を取り付けます。
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ポリカ板790790に磁石テープを貼り付けます。
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両面テープのはく離紙を剥がし、ポリカ板790790をフレームに位置を合わせて押し付け、固定すれば完成です。