つい最近購入しました。
全てのロットがそうなっているかわかりませんが、私の購入した物は4ピンにアースが接続されていました。
ハマった所は速度設定の表示に小数点がある事に気がつかず 20.0の表示まで上げて200Hzでも動かないと焦った所ぐらいです。最初は油が固着していたんか50Hzぐらいで起動しました。
その後200Hzで3時間、400Hzで2時間ぐらい動かした後は30Hzぐらいで起動するようになりました。
マキタの RT0700C でも十分でしたが、マニュアルのどこかに「工具を低速で長時間運転し続けると、モーターが過負荷になり、工具が誤動作します」と書いてあった点、低速が10,000rpmまでと狭いのが気になっていました。
産業用スピンドルは低速でも安心出来そうなので購入しましたが、それ以上に静かなのが気に入りました。
最大速度の24,000rpmにすると流石に気にはなりますが、20,000rpmぐらいなら我慢出来そうですし、10,000rpmは殆ど気になりません。
あと説明中の4Pコネクターのハンダ付けですが、私も下手ですが・・・普通は
- ケーブルを真っ直ぐに戻す。個々のケーブルの長さが異なる場合は切って長さを合わせる
- ケーブルの被覆を外す
- もう一度ケーブルを真っ直ぐに戻す
- 芯線を捻る。ケーブルの芯線を大目にハンダメッキする。
- コネクター側にハンダを乗せる(コテ先を軽くハンダメッキして、コネクターの半月の外側からハンダコテを当てて、半月の真ん中にハンダ糸を流し込んで半月がうまる程度まで)
(必ず1ピン毎に冷ましてから次のピンを行うこと) - コネクターをマルチクランプやゴム等で保護した万力等で固定する
- コテをハンダメッキしてコネクターのピンを暖める
(コテ先をハンダメッキする理由は、大きな金属にハンダ付けする時は熱を早く伝える必要があります、ハンダを乗せてないコテ先では点で熱を加えるため時間がかかりコネクターやコードに負担をかけて溶かしてしまいます。また大きな金属にハンダ付けするには温度調節ができるハンダゴテを使い、3C, 4C等の太いコテ先を使うと良いです) - ケーブルの根元を持って6)で温めて居るピンの上にそっと載せる。コテを外す。ケーブルの被覆を含め冷めるまで40秒ぐらいは動かさない。
(繋ぐケーブルだけでは無く、後で繋ぐケーブルが接続するピンに近くなるようケーブルの太い部分を持って合わせる事)
(ケーブルの被覆は芯線に力が加わったり、芯線が真っ直ぐでないと被覆が熱で溶けたときに外れてしまいます。これを避けるためにハンダ付けする前にケーブルを真っ直ぐにしたケーブルをコテ先で十分溶けたハンダの上に載せてケーブルの芯線にハンダがしみこんで来たら乗せる感じで接触させて、そのままコテ先を外し被覆まで冷めるのを待ちます)
この動画の中でもやっています。ただちょとケーブルを曲げた状態で入れている箇所がありますが、これをやると付属のケーブルだと被覆だけが真っ直ぐになろうとして芯線だけが曲がって失敗します。(ケーブル被覆の溶解温度とハンダの温度によります)
またこの動画ではケーブルの芯線側にハンダを押しつけていますが、これをやると熱がピンに伝わりにくく、またケーブルに力がかかるため被覆が溶けやすいケーブルだと被覆が溶けた時に被覆だけが真っ直ぐになろうとして芯線から離れてしまいます。
大きい所にハンダをする場合はパワーのある温度調整が可能なコテを勧めます。
単にパワーがあるだけではなく温度を一定にする事が大事です。
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ちょっと高いかなあ。gootの方が熱回復力があってHAKKOの方がコテ先が使いやすいのですが、この価格帯でHAKKOの80Wの温調というのが無く。一体形の中では妥当かなあ。