動作確認

nyaruさま

ファームウェア―を再インストールしましたが、現象は変わりませんでした。
ZX軸は検知しますが、Y軸は検知しません。LED側は、XYZ軸共にON,OFF表示します。ドライバーの不具合という事になりそうですね。

USBのドライバーはPC側のソフトとなり再インストールしてもおそらく状況は変わらなく、今回トラブルが発生している可能性があるのはCNCxPRO v5のファームウェア側かと思います。
そのため実施するとしたらCNCxPRO v5のファームウェアの設定のリセット、ファームウェアの書き込み直しになるかと思います。

やってみたら良さそうなことを挙げてみます。

  1. Y2/Aのリミットスイッチ部にY軸リミットスイッチを挿していないか確認。(A軸有効時はY2/Aリミットスイッチの部分はA軸用になるようです)
  2. Y軸リミットスイッチが押されていない状態で?コマンドを入れた時に検知されていないか確認。(検知が逆になっていないか)
  3. パラメーター類をメモっておき、$RST=*コマンドにて初期化
    Grbl v1.1 Commands · gnea/grbl Wiki · GitHub
  4. XYZAファームウェアの再書込み

こんなところでしょうか。

補足ですが、今のファームウェアの後継版(grbl互換)の案内がでており、こちらに乗り換えるという手もあります。
私もまだ少ししか触っていないのですが、これまでのxPROやgrbl類の設定方法とは大きく異なっているので乗り換えのハードルは高めという感じです。(とはいえ、開発されたものを直接使うことができ、SparkConceptsの出しているファームウェアを使う必要がなくなるので、バグ修正などがされた最新版が使えるというメリットはあります。)

nyaruさま

ドライバーの24V電源をオフにしてパソコン側の電源だけで、Y軸のリミットスイッチのコネクターを外して確認した所、Y軸が押されたように検知されてPn:Yが表示されました。次に24V電源を入れて確認した所、Y軸が検知されませんでした。この作業を繰り返した所、24V電源を入れた状態でもY軸が検知されるようになりました。Y軸の入力電圧が不安定なようです。何か、対応策はあるでしょうか。

xPROの上蓋を開けたところにリミットスイッチの電圧を変更するジャンパーがあるので、これを変更したら変わるかもしれません。デフォルトがたぶん5V側になっているので、24V側にすると電源からの電圧が直でかかるようになるはずです。

引用 Rear_Panel · Spark-Concepts/xPro-V5 Wiki · GitHub

nyaruさま

24Vへジャンパーを接続して確認しました。
1.24V電源OFF時にY軸のリミットスイッチをONにして、$?で確認するとY軸は検知されます。
2.次に24V電源をONにして同じように確認するとY軸は検知されます。
3.ドライバー側をリセットしてパルスモータに電源が供給された状態で同じように確認するとY軸は検知されません。

3回ほど同じ手順で確認した所、再現性があります。
パルスモータの影響が出ているようです。
ジャンパー線の5Vの時よりは、24Vを入れた時でも検視されているので、多少は良くなっているようです。

グランド線で対応できないでしょうか。
遅くなりましたので、検討は明日で結構です。
ありがとうございました。

ノイズの影響があるかもしれないようなので、以下を試してみてはどうでしょうか。

  1. リミットスイッチをNO接続している場合はNC接続に変更
    配線の変更とパラメータ変更が必要です。
    【CNCxPRO】リミットスイッチ、エンドストップの配線
  2. リミットスイッチケーブルのシールドを引き出してGNDと接続

参考:

nyaruさま

おはようございます。
早速、アドバイスに沿って確認しました。
リミットスイッチの配線を変えると、機械座標系がずれてしまいますので、最後にすることにしました。
最初は、制御盤側でSINとV+を抵抗でつないでみましたが、昨日と現象は変わりませんでした。次に$26のチャタリング時間を色々と変えてみましたが、変わりませんでした。ここで諦めてリミットスイッチの接点を変更することにしました。場所を移すために、かなり大変で回転軸関係の装置の取り外しや配線の取り外しなどを行い確認した所、パルスモーターの電源を供給してもY軸のリミットスイッチを検知しました。電圧の24Vから5Vに戻してあります。
これから、機械原点の調整や回転軸の取り付け等大変ですが、結果を報告しておきます。


環境が変わった原因ですが、添付の写真は粗削の次に中削りが終わった所の写真です。
中削りは、R1.5のボールエンドミルで18時間削っています。
夜は近所迷惑なので、プログラムを途中停止させスピンドルだけ電源を切り、パソコンや制御盤は電源を入れっぱなしにして、朝再起動させました。中削りが終わりR0.5のボールエンドミルで仕上げ加工するために原点復帰した時に、センサー不良が発生しています。制御盤を長時間電源を入れっぱなしにしたために、ON,OFFのしきい値が変わってしまったのかもしれません。仕上げ加工は、54時間かかります。結果が出ましたら報告します。

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nyaruさま
その後、色々と動かせましたが、原点復帰は正常に機能しています。
原点復帰のリミットスイッチの接点は、NO接続の方がノイズに強そうです。
仕上削りの方は機械座標系がづれてしまいましたので、最初から削ることにしました。
A軸ですが、原点用リミットスイッチの入力ポートが有るのであれば、A軸の原点復帰はできるのでしょうか。現状は、ホーミングを実行してもA軸は回りません。
何か方法は、有るのでしょうか。

モーターのケーブル近くにリミットスイッチのケーブルがあるなどでノイズで干渉があったのかもしれませんね。
現在は正常に動作しているようで良かったです。

未確認ですが、おそらく$Homing/Cycleの部分にAを記述すると動作すると思います。
現在は以下のようになっているとのことなので、$Homing/Cycle2=Aとか、$Homing/Cycle1=XYAとかでしょうか。

ありがとうございました。
A軸の原点復帰ですが、部品を揃えてから確認してみます。

nyaruさま
最初から削ているところですが、前回と同じところでError22が出ています。その時、必ず送り速度欄がブランクになっています。再起動ボタンを押すと再起動します。その時、切削送り速度で開始する場合もあれば、早送りで開始する場合もあります。早送りで始ます場合には、切削していますのでかなりの音になります。


添付の画像は、エラーが続けて発生している所を表示しています。
不思議なことは、切削方法をウォータライン切削を選択した時だけ発生します。
まだ、理解不足の所がありますので、何か分かりましたら連絡します。

かなり頻繁にError22がでていますね
該当部のGコードやNCファイルをこちらに貼っていただければ似たような現象が起きるか検証してみます。

nyaruさま
ファイルを添付しようとしたのですが、エラーがでてアップできませんでした。
エクセルへロードした画像を添付します。


もし、ファイルをアップロードする方法があれば、連絡ください。
宜しくお願い致します。

時間が空いた時に軽く最初の方だけ動かしてみましたが、たしかにerror:22が出ていました。
一行ずつ実行してみると18行目でerror22が出たので、そこにG94を差し込んでやるとエラーは出なくなりました。ポストプロセッサ側で対応できそうであれば、G0の前にG94をつけるという処理で一時的に回避可能かと思います。

G93のもとでG0移動をしようとするとなぜか設定されている送り速度が参照できなくなるということが起きているような気がします。ファームウェア側の問題っぽそうですね。

最終的に動かしてみた部分のGコードを載せておきます

%
G21
G90
G00 X27.9 Z35 A360 S5000 M3
G0 Z32.5
G94
G1 Z27 F20
G93
 F0.1G01 A0.00
G94
G01 X28.17 Z24.5 F20
G93
F0.1G01 A360
G94
G01 Z21.5 F20
G93
 F0.1G01 A0.00
G94
G00 Z33.000
G00 X29.000 A130.417
G00 Z32.5
G94
%

nyaruさま

お忙しい所、調査して頂き、ありがとうございます。
再現されたという事で、希望が持てます。
G0の前にG94を付けるとエラーがなくなるとのことですが、次の27番のエラーは、G0の状態ではない場合に、エラーが出ています。処理的に間に合わない状況が出ているのかもしれません。現在、切削中で次回切削時には、G4のドエルでも入れるとエラーが出ないかもしれませんので確認してみます。

nyaruさま

G4を入力して確認しましたが、添付の画像の様に効果はありませんでした。


もうしばらく、様子を見ることにいたします。
完成品をお見せしたかったのですが、画面がフレーズしてしまい、コントロールできなくなったために、仕上げをもう一度繰り返すことにしました。
Windows10のリモートディスクトップ接続で状況確認していますが、現場のパソコンへ接続するときに画面が固まってしまい、現場のパソコンでも再起動できない状況になってしまいました。原点復帰動作は可能でしたので、A軸も一度0度に戻してから電源を再起動させて動かしています。このようなことがあるとA軸の原点復帰も必要かと思えます。

掲載されている部分を入力して動かしてみました。
G93の時のG0でエラーが出ていたので、G93でG0がでてくる際にはG94を入れるようにしてみました。
以下が使ったNCプログラムです。

%
G21
G90
G00 X27.9 Z35 A360 S5000 M3
G0 Z32.5
G94
G1 Z27.5 F20
G93
 F0.1G01 A0.00
G94
G01 X28.17 Z24.5 F20
G93
 F0.1G01 A360
G94
G01 Z21.5 F20
G93
 F0.1G01 A0.00
G94
G00 Z33.000
G00 X29.000 A130.417
G00 Z32.5
G94
G01 Z21.5 F20
G93
 F10.7G01 X28.710 A135.417
 F6.4G01 X28.350 A143.750
 F92.0G01 A145.417
 F9.1G01 X28.710 A151.250
 F16.0G01 X29.000 A154.583
G94
G00 Z33.000
G00 A64.167
G00 Z32.500
G94
G01 Z18.500 F20
G01 X28.170

結果として、error:22がでなくなり完走できました。
kawadeさんが懸念されていた、27行目のエラーに関してもこちらでは表示されなかったので、これまではエラーが発生したことで、バッファがバグって以降のGコードを一部読み落とすみたいなことが発生していたのかもしれません。

もう関係ないかもしれませんが、エラー表示的に恐らくG4のみを入力しているかもしれないので、もしそうでしたらG4 P◯◯で指定しないと意味ないかもしれません。

たしかにA軸には原点復帰はいらないかと私も考えていましたが、なにかの理由で中断した加工を再度スタートする場合には原点復帰は必須になりますね。

nyaruさま
再評価して頂き、ありがとうございます。
次の加工時に、G94を入れて確認してみます。
G4の挿入は、読み取る時間を稼ぐつもりで時間指定しなかったのですが、エラーになってしまいました。
現在、切削中ですが、少しA軸がづれているようで、削られる部分があります。
最後まで削ってみます。
A軸用のリミットスイッチの設置場所も中々良い所が無いので、電源ON時の最初だけ原点復帰できれば良いので、取り外しができる簡単な設置を考えています。

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nyaruさま
エラー22について調査しました。指摘された所にG94を入れるとエラー発生しませんでした。しかし、今まで発生しなかった所がエラーになってしまいます。条件は、ご指摘の通りG94を指定しないで実行した時です。から運転した時のエラーが発生した画面をします。


ポストプロセッサーの設定を見返しましたが、G0の前にG94を設定できる場所は、見つかりませんでした。ポストプロセッサーの設定を見返していましたら、送り速度の単位の設定が最小になっており、秒に設定し直しました。実際の切削は、かなり遅く削っていたことになります。
とりあえず削り終わりましたので、写真を添付します。

肩が異常に切り込まれている所は、エラーが頻繁に出ている所です。
文字の反転は、文字の切削パラメータの設定で反転にチェックが入っていました。
これから、削り込みながら分かった所を報告します。

なるほど。少し面倒かもしれませんが出力されたNCデータをテキストエディタなどで開き、G00をG94 G00に全て置換してみてはどうでしょうか。うまくいくかはわからないですが・・・

楽しみにしています!
せっかくなので4軸加工用に新しくトピックを立ててそちらで色々と情報共有していただけると、いろんな人に見てもらえるようになり良いかと思います!